排気量変更を含むナンバーの取得

原付二種のナンバーを取得しました。

廃車届を出した後の車両に対してボアアップを行い、廃車時と排気量が異なる状態での再登録の手続きについて書きたいと思います。

この表は自分の住んでいる自治体のホームページの表です。

名義変更 市内者から譲り受けた場合
  • 譲渡証明書(旧所有者の押印があるもの)
    または旧所有者の印鑑(スタンプ式不可)
  • 登録者の印鑑(スタンプ式不可)
  • 自賠責保険証明書
市外者から譲り受けた場合
(廃車済み)
  • 前市区町村発行の廃車証明書
  • 譲渡証明書(旧所有者の押印があるもの)
    または旧所有者の印鑑(スタンプ式不可)
  • 登録者の印鑑(スタンプ式不可)
  • 自賠責保険証明書

市外者から譲り受けた場合
(市外のナンバープレート付)

 

  • 前市区町村でのナンバープレート
  • 前市区町村発行の標識交付証明書
  • 譲渡証明書(旧所有者の押印があるもの)
  • 旧所有者・使用者の印鑑(スタンプ式不可)
  • 登録者の印鑑(スタンプ式不可)
  • 自賠責保険証明書

 

今回の自分のケースは中央の「市外者から譲り受けた場合」となります。

あらかじめ準備するもの

  • 前市区町村発行の廃車証明書
  • 譲渡証明書(旧所有者の押印があるもの)
    または旧所有者の印鑑(スタンプ式不可)
  • 登録者の印鑑(スタンプ式不可)
  • 自賠責保険証明書
  • 排気量変更届の裏側に貼る車体の全体写真エンジン部分の写真

窓口で手に入り、その場で書くもの

これらが必要にありますが、排気量等変更届の裏面に貼る写真に関しては完全に不意打ちだったため、一旦帰るはめになりました。

譲渡証明書

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譲渡証明書は必要な情報が書かれていればフォーマットは自由です。検索すると用紙がダウンロードできるページがいくつか見つかります。上記表を見るに、旧所有者の印鑑さえあればいいようです。

排気量の記載欄はどう書くべきか聞くと、「譲渡されたときの排気量を書けばいい」とのことなので50㏄と記入します。旧所有者がすでに排気量変更していたならば、そもそも改めて排気量変更の手続きは不要のため、シンプルに原付二種を譲渡、再登録した形になるはずです。

排気量変更届

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自分の自治体では上のような書類になります。

改造方法、変更後の排気量、排気量の計算式、メーカーなどを記入します。

ボア、ストロークは細かい数値を把握してなかったのでデイトナのサイトに記載されているのをスマホで検索しました。

この紙の裏に車体全体の写真、軸距が変わったことがわかるようにメジャーなどを当てた写真を張る欄があり、そこに車体全体の写真とエンジンの拡大写真を貼るように指示されました。写真ははがき大です。

少し調べると自治体によって書類が異なるようなので必ず要求されるわけではなさそうですが、いざ要求されてしまうと書類を持ち帰って写真を貼って出直さなくてはいけません。

他の市で排気量変更の届出なんてしたことないので少数派なのかどうかもわかりませんが、万全を期すなら糊と写真を持参するのがいいかもしれません。

ちなみに、下の写真を印刷して貼りました。

まだやることがあるのでカウルなどは外れていますが特にその辺は言われませんでした。

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自賠責保険証明書

当初、ナンバーがない車両は自賠責に入れないと思っていたので、必要書類の自賠責保険証明書とは、旧所有者の自賠責証明書があればいいのかと思っていましたが間違いで、ナンバーがなくても自賠責には入ることができ、有効期限内の自賠責保険証明書が必要です。(旧所有者の自賠責の期限が残っていればそれでもいいらしい)

ただし、自賠責については市役所は管轄が異なるため、「強制はできないし、提出しなかったとしてもナンバーを渡さないということはない」とのことでした。

遅かれ早かれ入らなくてはいけないし、担当者の心象も良さそうだったので写真を貼りに出直す際、ついでにコンビニへ寄って入ってきました。

自賠責保険証明書は確認されるだけで後から返却してもらえるので原本を渡しても問題ありません。

まとめ

結果的に、手続きの内容で予想と違ったのは

  • 排気量等変更届に写真を貼らなくてはいけなかった(自治体によって異なると思われる)
  • 廃車証の車台番号であらかじめ自賠責に入っておき、証明書を提示する必要があった(やむを得ず入れない場合は無くてもよい)

この二点です。

写真に関してはその場で対処しようがないことなので、万全を期すならあらかじめハガキ大に印刷して持参するのがいいと思います。