立て続けに松葉茶というアイテムが登場し、気になったので作って飲んでみることにしました。
先に結論を言うと、お茶の味ではないですし、個人的にはおいしくもありませんでした。
作ってみる
作り方はほぼWikipediaをベースにします。
松の種類によって味が変わるかもしれないのですが、使った松がずっと家に立ってる松で、その辺の知識もないので種類がわからないのが情報の価値を落としていますが仕方ありません。もしわかったら追記しようと思います。
実際に作った手順は以下の通りです。
- 松葉を木から直接摘む (20g)
- 水洗いする
- コップに入れ、水で埋めて24時間ほど置く ※1
- 根本の茶色い部分と先端の針状の部分を切り落とす ※2
- さらに三等分に切る
- 水100㏄と三等分した松葉20gをメスティンに入れる
- ストーブで沸騰するまで煮る ※3
- 沸騰後、松葉が茶色っぽくなってから数分煮る
- 完成! ※4
※1漫画では一日も待っていないはずです。
※2根本と先端の針の落とし方ですが、松葉はだいたい長さが同じなので、
書類を整えるようにして端を合わせてから両端を1cmほど切ればいいと思います。
※3水から煮るのか、沸騰してから松葉を加えて煮るのか書いておらず、
より成分が染み出しそうなので水から煮ることにしました。
※4Wikipediaには、味を調えるため砂糖かハチミツをと書いていますが、
漫画では描かれていなかったため入れません。
味
煮汁ができたので飲んでみます。
色はだいぶ薄く、お茶感はありません。
まず感じるのは、材木の香りです。
丸ノコなんかで切断するときにちょうどこの匂いがします。
匂いのする木としない木があった覚えがありますが、おそらくあれは松だったんでしょう。
味は薄いですが若干の酸味と渋みがあります。
結論、おいしくありません。
もう少し味を出すためには60㏄あたり20gというのは妥当そうです。
出がらしの松葉を噛むと当然ですが同じ味がします。
噛み締めると内側から酸味がするのでそれが煮出されている感じです。
よほどのことがない限りは飲む気にはなりません。
が、Wikipediaには砂糖かハチミツを入れて・・・と書いてあったので、入れると多少おいしく飲めるのかもしれません。