ライブディオのシート革を張り替えます。
破れていたので黒い養生シートを貼ってごまかしていましたが、
白けているのもあってボロさがにじみ出ています。
同じく白けた黒樹脂部分やキャリアは再塗装しているのにいまひとつ見栄えが悪いのはシートのせいが結構大きい気がします。
張り替えるシート革はAliExpressで調達します。amazonやメルカリより断然安いです。
おそらく転売なので当然かもしれません。
色の選択肢が多いですが、あまり純正から印象が変わるのは避けたかったので黒にしました。
作業
シートを外します。メットインを開けてヒンジのナットを二つ外すだけです。
失敗したときのため、とりあえず元のシート革は外さずに作業します。
写真をだいぶ取り忘れましたが、作業手順は下記のとおりです。
・リア側のパイピングを目印に位置合わせしてタッカーで仮止めする
・前の先端をめいっぱい引っ張ってシワを取りつつ固定する
・左右に偏りが出ないように気を付けながら引っ張って固定する
(この時点でほぼ十字に固定される)
・残りの部分を、シワが消えるように方向やテンションを加減しながら引っ張って固定し、全周固定します。
下に純正シート革が残っているのでHONDAロゴのあたりにパイピングが浮き出ているのがわかると思います。
この安さなら形が合わないとか、やたらに薄くてすぐ破れるとかもあるかも、と覚悟していましたが、思っていたよりもだいぶ品質は良く、これで1000円以下というのはだいぶお得感があります。
バイクパーツセンターのTODAY用シートASSYを買ったことがありますが、皮部分は結構薄く、すぐ破れていましたが、それよりも丈夫そうです。
純正シートの土台が生きていて、作業の手間が許せるなら自分で張り替えたほうが良いいのではないでしょうか。
問題点
横にイカしたDIOのロゴがありますが、シワがなくなるまで引っ張って留めると少し見切れます。
裾にはまだ余裕があるので、多少アンコ盛りなどをするとちょうどいい位置になりそうです。
あと、これは商品の問題ではありませんが、MAXのガンタッカ(ダイソーにも売っているサイズの、ホッチキスよりは大きいが、純正シートを留めている針よりは小さい感じのやつ)
を使いましたが、貫通率は10%くらいで大体は半刺さりで止まってしまいます。
完成
一応留まってはいるので組み戻してみました。
ハンドメイド感は否めない気がしますが、とりあえず発色は新品感があるし、サイドのDIOロゴも純正にはないワンポイントで少し若返った印象になりました。