最近久しぶりにCNCを動かし、簡単なものを加工していたら加工終わり際にVFDがE-004というコードを出して主軸の回転が停止した。
Mach3は関係なしに送り軸を動かしてくれちゃっていたが、幸いそばにいたのと、輪郭加工が終わって下敷きまでエンドミルが到達していたおかげで工具が折れることは避けられた。
VFDをなんかいじってしまったせいかなと思って元に戻そうと、ChinaCNCZoneのVFD設定の動画どおりに設定したらMach3からのモータ回転指令を受け付けなくなってしまったので再設定した備忘録。
このCNCにはNOWFOREVERのVFDが載っているが型式が不明で、ネットで拾った取説に記載されている設定番号と設定値をもとに書いている。同メーカーのものなので設定番号の大部分は一致しているようだが、一部、設定番号と設定値が明らかに異なるものがあるので、これはどうやら別の型式の取説らしい。
ChinaCNCZoneの動画が指示する設定
P1-001:0 0を入力、決定すると工場設定にレストアされる。
P0-007:400 最大周波数。デフォルトは50Hz。
P0-011:9 キャリア周波数?
P0-012:400 不明。多分周波数 取説ではV/F curve settingとされているが設定値のレンジが1~7なので違う
工場設定をレストアして上の設定を行うと、VFDのボリュームで0~400Hzの周波数を手動で設定し、VFDのRUN/STOPボタンで回転と停止を行うようになる。
これでも加工は可能だが、プログラムが終わってもモータが停止してくれないので不経済である。
V/F curve settingV/F curve setting
設定値
取説を頼りに、以下の通りに設定することでMach3で動かすことができた。
P0-000:0 Select command source. デフォルトは0でキーボードコントロール、1でアナログ端子コントロールとなっている。0にするとLOCALランプが点灯し、RUNボタンを押してRUNランプが点灯していないとMach3からの入力を受け付けない。
1にしておくと、RUN/STOPボタンは機能せず、Mach3からの入力があるとRUNランプが点灯し、モータが回転し始める。
おそらく0なら設定次第でVFDのコントローラからもモータを回転させられるのだろう。
RUNランプの点灯中はVFDの冷却ファンが回転し始め、電流表示がモータ停止中も0.1Aを表示するので、1にしておく方がエコ。
P0-001:0 Select frequency source. 他の設定値だとアシスタントソースといって入力信号の合計ができるらしい。試したらつまみで設定した周波数に加え、Mach3からのモータ回転指令で回転数が増加した。0でいいようだ。
P0-002:2 Main frepuency source x selection. 2はAIN1。信号の入力を選ぶ。デフォルトは0だが、0だとポテンショメータで周波数を調整する。
P0-007:400 最大周波数。
P0-009:5 目標周波数までの加速時間。デフォルトは8だったがちょっと早くした。
P0-010:5 目標周波数までの減速時間。デフォルトは8だったがちょっと早くした。
P0-011:9 動画の通りにしておく。
P0-012:400 動画の通りにしておく。
P0-024:400 AINの最大電圧を入力したときの出力周波数。
おわり
基本の設定は上のとおりでいいようだが、事の始まりのエラーは解決していない。
E004というエラーは取説によれば
DC bus under-voltage fault
Network voltage is too low. Inspect input voltage.
とのことで、
コンセントからの電力を直流に変換しインバータで交流に戻しているうちの直流電圧が下がったことによるエラーらしく、要は電源電圧が落ちたら出るらしい。
購入時、200V台か100V台か選べたので100V台のものを買ったはずだが、アメリカなどの120をターゲットにしているせいで100Vの日本だと電圧が不足しやすいとかがあるのかもしれない。
あと、今思えば同じコンセントに接続された掃除機をときたま動かして切削中に切子を吸ったりしていたのも悪いのかもしれない。(でも掃除機のスイッチを入れたとたんにエラーが出たわけではない)
一回しか見ていないエラーだが、これ以上出るようならトランスで電圧を上げるか、モータの消費電力を少なめになるような設定があればそういう対処が必要なのかもしれない。