薪棚の塗装

塗る

先週作った薪棚に防虫防腐塗装を施した。

塗料にはアサヒペンの油性ウッドガード外部用を使った。

防虫と書かれている商品はどれもキクイムシには対応しているようだが耐シロアリ性を持つものとそうでないものがあるため、どうせならシロアリも防ぐものがいい。

さらに直接塗れるらしいので便利そうだったので決定した。

ホームセンターで色を物色する。

クリヤ、ブラック、ウォルナット、オーク、ダークオーク、ゴールデンオーク、チーク、マホガニー、パイン、”コロラド”グリーン。

コロラド”?

ひとつだけ、実に心を揺さぶる枕言葉がついている。

今まで木部の塗装は木刀もテーブルもすべてウォルナットでしてきたので特に理由がなければウォルナットにするか、家の外壁とのマッチングを考えて赤みのあるものにしようかと思っていたが”コロラド”を出されては一考の余地が生まれる。

別にコロラド州に何か思い入れがあるわけではないしアメリカ大陸のどこに位置しているかも知らない。

テキサスグリーンでもなんならニューヨークグリーンでもかまわないのである。

とりあえずアメリカンな雰囲気を出されると気になってくる。

よく考えるとグリーンというのも悪くない。

薪棚の屋根が茶色だからカラーリング的にもグリーンが合うのではないか?

俄然グリーンに塗りたくなってきた。

コロラドグリーンで決定

塗料の量は棒材だけなので一番小さい缶でいいかと思ったが、棚に使った60m近い垂木の面積は案外広く、10[m^2]くらいだった。これはタタミ6枚分くらいであり、イメージと大きく違った。そのため概算を出しておかないと足りなくなる可能性がある。

とっとと塗って薪を移動したかったのでホームセンターで買ってその日のうちに塗り始めようと思ったが念のためにAmazonでの価格を調べると1000円以上も安い。

これはホームセンターの価格のおよそ25%引きに相当する。

ホームセンターの今後を憂いつつ何も買わずに店を後にし、Amazonで注文した。

作業

7/21

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コロラドグリーン。

コロラドとはスペイン語で「赤みをおびた」という意味。※1

南北をロッキー山脈が貫くアメリカでもっとも標高の高い州である。

自然が豊かな素敵そうなところだ。※2

※1 Wikipediaによりこの文を書く30秒前に仕入れた知識。

※2 Wikipediaに掲載の画像から感じ取った短絡的な感想。

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赤みは帯びてない気がする。

非常に粘度が低く、塗りやすい。ビチャビチャにして染み込ませるような塗り方をするようにという旨の注意書きが缶に記されている。

垂れる分、ムラは出やすいかもしれない。

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7/22

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一回塗り終了後。

乾くと色味が薄くなるので塗りたての濃い部分と比較して塗り方が足りないと誤解しやすい。

7/24

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二回塗り終了後。

ちょっとムラがまだあるが、キリがないのでこの辺でやめた。

7/25

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乾燥が済んだので足を浮かしていたコンクリブロックを抜き、土台用のコンクリブロックの上に置く。

フロアジャッキがとても便利。

単管で棚を作ったときも単管クランプの微調整をするときに荷重を一旦ジャッキに負担させたりでき、出番は多かった。

 

薪の受け入れ準備は整った。