よさげなランタン
Amazonでよくわからないメーカー名で売られているランタンを買った友人から、現物を見せてもらったらけっこう便利そうなので買ってみた。
商品概要
このランタンの何が良いかというと、配光と充電式という点、USB電源の供給ができることだ。
普通のランタンの形状だと、円筒状のカバーの中に光源があって上下は蓋や本体があるため、円筒面方向に斜め上~斜め下の配光となり吊るして使う場合には一番照らしたい地面は照らしてくれない。
しかし、この形状なら底面にランプがあり、水平方向~真下を照らせるためテント内で使う場合にも適している。
防水らしいので雨くらいなら気にしなくてもいいかもしれない。
さらに、充電式なので電池を買わなくていい。バッテリーは10000mAh程度で、USB出力も備えているのでスマホの充電もできる。
複数の業者から似たような形のランタンが売られていて、友人と自分でそれぞれLanktoo、SuperWayというロゴが書かれているものを買った。
見た目はほぼ同じだが、ボタンの数やバッテリー容量、点灯色や点滅パターン、明るさなど、わずかに機能が異なる。
Superway
定価とされているのは¥3500ほどだが割引があるので¥3000前後で購入可能。(2019/12/22現在)
セールのときに買ったら¥2800くらいだった。
バッテリー容量:11200mAh
点灯パターン:昼白色、昼光色、電球色、赤色(SOS点滅)
明るさ調整:無段階(ボタンを長押しすると無段階に光量が上がるため、任意のタイミングで離すと明るさが保持される。もう一度長押しすると無段階に明るさが下がる)
その状態で電源を切るとその明るさが記録される。
Lanktoo
こちらも¥3000前後で購入可能。
バッテリー容量:12800mAh
点灯パターン:白、点滅(白色光)、黄色(蚊がよって来づらいらしい)
明るさ:弱、中、強
自分が持っているわけではないので細かいことは不明。
その他
ほかにはBicosyとかBisenyとか書いてあるものがある。バッテリー容量、ボタンが二個なこと、点灯パターンが同様なことからSuperwayと同じ物と思われる。
AliExpress
この手の商品、当然AliExpressでも購入可能である。
そしてamazonより安い。46%OFFで¥2690(2019/12/22現在)。
ロゴはなく、商品の写真を見る限りではLanktooのものと同様だが、容量は10400mAhと少し少ない。
マイナーチェンジが行われたのか、どちらかの表記がウソなのかは不明。
照度測定
自分が買ったのはSuperWayのものだが、少し暗い気がしたので照度計でLanktooと比較してみた。
ジャンク品で入手した照度計なので数値が正しいかは保証できない。
あと何も考えずに計測したので条件は揃えたが距離は適当な場所に引っ掛けたのでわからない。とりあえずこれくらいの差があるとして見てほしい。
適当な高さからランタンを吊り下げ、
直下に照度計を置いてそれぞれのランタンの最大の明るさに設定して計測した。
Lanktoo
190ルクスくらい。
Superway
150ルクス強。
やはり少し暗い。公称のバッテリ容量もlanktooの方が多いので特にこだわりがなければLanktooのほうがいいかもしれない。
照度測定2
比較のため、できるだけちゃんとした条件で三種類のランプの照度を計測してみた。
距離:1m(光源面から照度計レンズ面までの距離)
位置:真下
ランプ:1.Superwayランタン
2.iPhone5のライト
3.マキタ ワークライト ML801
Superway
70ルクスくらいを指している。
iPhone5
20ルクス以下。
マキタ ワークライトML801
130ルクスくらい。
ちなみにメーカーは50cmの距離で400ルクスを公称しているが、
このワークライトを50cmの距離で計測したら440ルクスくらいだったので照度計はまるでデタラメな精度というわけではなさそうだ。