今回交換するのはナンバー灯、ポジション、バックランプの三か所。
これをLEDにする。
2022/3/19追記
交換から約一年半が経って、車検の時期になったが車検にも無事通ったため明るさは問題なし。さらに交換から二年弱経ってこの追記を書いているが球切れなどもないので、耐久性も初期不良レベルのものはないと言えそうだ。
2023/2/27追記
バックランプの片方が光らなくなった。ギヤを入れ直すと光ることもあるがすぐに消える。2020/3/28に購入したので、3年弱の寿命となった。
片方は問題ないため品質のばらつきによるものと思われる。
ナンバー灯
ナンバー灯にはこのバルブを使う。二個あれば足りるのだが、十個入りのものが安かったのでこれにした。ポジションランプにも同じものを使うことにする。
電源装置で点灯確認すると、12Vで90mAくらい。全然2Wじゃない。
ナンバー灯はあまり大きなものを使う人はいないと思うが、差し込んだ時のソケットからの飛び出しがあまり大きいとカバーが取り付けられなくなるので注意。
ナンバー灯の保安基準は、白色で、20m先からナンバープレートの情報が全部見えること、かつナンバープレートの各部で20ルクス以上の照度のムラがないこと。
作業
交換はプラスドライバー一本あれば特に苦労もなく可能。
バンパーを下からのぞき込み、二つあるカバーのネジを二本ずつ外し、
電球を引っこ抜いて差し込むだけ。
変更前。
変更後。妙なムラもなく、明るさも大きくは変わっていないのでよさげ。
ポジションランプ
バルブはナンバー灯と同じものを使う。
ポジションランプにはヘッドライトの代わりになるくらい明るいものを使うつもりだったので、リフレクタやソケットとの干渉を注意しなくてはならないと思って測ったが、結果的には明るさの上限があることを知って普通のサイズにしたので考えなくてよくなった。
ポジションランプの保安基準で気を付けるのは白色で300カンデラ以下であること。
ハロゲンランプの発光効率が20lm/W(wikipedia調べ)であることを適用すると、5Wの純正バルブは100lmということになるが、このLEDは240lmを謳っているので基準に収まるか不安だ。
純正電球は車内に保管しておいて車検時には車屋にそれを伝えて対応してもらおう。
作業
作業前、片方がちょうど切れていることに気づいた。
ポジションランプの交換は、左はエアクリーナーのダクト、右はウォッシャー液の注ぎ口をどかせば、なんとか手が届く。
ソケットの外し方はソケットをつまんで45度ほど回すだけでいいが、母指球と第一関節が上のフレームと当たって手が動かせなくなる。
外すコツは手の小指側を上に向け、親指を下にし、なるべく手が水平になる体勢をとること。
そうするにはエンジンに腹這いになるような格好でリレーのバトンを受け取るときのように腕を後ろに伸ばさなくてはならない。
この状態でソケットをつまめば回すことができる。
これはもうひとつのアプローチ方法。
腕を下から突っ込むことで親指が入るスペースを作っている。
右側は緩める時と閉める時でこの二種類のスタイルを使う必要がある。
片方だけ交換したあと。
このLEDには極性があるので締め直す前に点灯確認をした方がいい。
間違っても逆電圧で壊れはしなかったので心配はない。
明るさは微増、色はLEDという感じで自然なレベルの変化でいい感じだ。
多分車検も通るだろう。
バックランプ
バックランプに使うバルブ。
12Vで1.8Aくらい。この商品はウインカー用のオレンジ色のものもある関係で、ハイフラ防止に消費電力を合わせてあるらしく、表記通りの消費電力になっていた。
レンズの下のリング状のパーツはアルミ(差し込み部はプラ)だがすぐに熱くなってくる。いつまでもつか。
バックランプの保安基準は白色で、他の交通の妨げにならないこと。くらいが交換時の注意点なので、明るいものにした。
意義としては他車に後退していることを知らせるだけでいいのかもしれないが、純正だと街灯のない道で後退するときに何も見えない。
選定時のサイズ的な制約は、レンズ内も広く、多少全長が長いものでも入りそうなので特別の注意は必要なさそうだ。
作業
取り付けはトランクを開け、二か所の固定を外してランプ裏の内張りをめくれば、スペースもあるので簡単に交換ができる。
上はプラピン、下はボディから飛び出たネジにプラカバーとトランク内張りが共締めされていた。厳密には中古のせいかナットはなく、ネジにただ引っ掛けられていた。
ソケットはポジションと同じくひねるだけでとれる。
片方だけ取り替えた写真。
明るさは段違い。これなら暗い道でバックするときも見やすくなりそうだ。