インパクトドライバ用ビットホルダを作る

インパクトドライバを使うとき、複数のビットを使うとつい足元に置いていったりして忘れ、次使うときに回収しに行ったりしなくてはならないことが多いのでインパクトドライバにマウント可能なビットホルダを作った。

腰に掛けるためのフックを取り付けるベースがグリップ下左右にある。

片側はすでにフックが取り付いているので、その反対側にホルダーを取り付けることにした。

ブラケットはある程度強度が必要そうなのでアルミ板で作る。

ホルダ自体は3Dプリンタで作り、ネジで固定する。

久しぶりにCNCの出番である。

大学四年の頃ならこの程度のものは一年戦争ジオン軍なみのサイクルで自作していたが就職してからは見る影もない。

 

一週間、実作業時間は2時間ほどかけてモデルを作り、翌週にようやく現物を作り始められた。

f:id:drops662:20200209022730j:plain

たまにしか使わないとCADもCAMもCNCの操作も忘れかけてしまう。 

ブラケットはインパクトドライバ側に固定用のスリットがあるのでそこに刺さるように曲げる必要がある。

板はt2だが少し厚すぎたようで刺さるのに抵抗がある。t1.6に合わせたすきまのようなので、アルミ板を使うならt1.5を使った方がよかったようだ。

f:id:drops662:20200209022959j:plain

デザインのイメージはこれ→f:id:drops662:20200209024154j:plain

イメージどおり、前方斜め上向きに穴が向くようにしたかったが、

寸法を間違えてホルダーが地面につかえてしまったのと、ビットが思いのほか取り出しにくかったので向きを90度変えて固定し直した。

 

ホルダーは穴の内側に出っ張りを設け、側面に空いた長いスリットによって筐体全体がばねとして働くことでビットがカチッとはまることを目論んだが、

ビットが自重で落下するようなことはないものの、いまいち手ごたえが良くなかったので作り直したい。

 

f:id:drops662:20200209024829j:plain

 ソケットを取り付けるとこんな感じ。

こう見るとグリップを握ったとき邪魔そうだが、そうでもない。

とりあえずしばらく使って気に入らないところがある程度出たら直そうと思う。